よくある質問

<GSI-WINGSの修了要件や単位履修について>

Q. 「Supervised Readings」は、専攻ごとに履修の制限がありますか?他専攻の先生が開講される授業も履修することはできますか?
A. 専攻ごとに履修の制限はありません。他専攻の先生が開講している授業も履修可能であり、GSI-WINGS修了要件としての単位に含めることができます。このことは、「研究技法トレーニング」「グローバル・スタディーズ俯瞰論」「グローバル・スタディーズ解析論」にも当てはまります。

Q. GSI-WINGSへの登録を希望して必修科目「Supervised Readings」を履修した後に、選考に漏れてWINGSプログラム履修生となれなかった場合でも、「Supervised Readings」の単位は履修済み単位として認定されますか?
A.「Supervised Readings」などGSI-WINGSのプログラム科目を履修し、プログラム履修生となれなかった場合には、その単位は自身の所属する専攻・プログラムから履修を求められている単位(例えば総合文化研究科の文系4専攻では16単位)のうちに含めることはできませんが、他研究科・他専攻科目と同じ扱いとなり、修士修了に必要な30単位に含めることができます。Q. 博士課程を単位取得済み満期退学し、3年以内に課程博士を取得した場合、かつGSI-WINGSの科目を博士課程在学中に全て履修している場合、GSI-WINGS修了として認められますか?
A. はい。GSI-WINGSの修了要件を満たした者が満期退学後に課程博士の学位を取得した場合も、GSI-WINGSの修了が認められます 。

Q. 博士課程進学後、再び卓越RAに委嘱されず、学振DCにも採用されなかった場合、プログラムの履修を継続することは可能なのでしょうか?
A.  修士課程の在籍期間が当初の卓越RA委嘱期間を超えて、委嘱が解除された場合でも、修士修了・博士進学時のQE(Qualifying Exam)で合格となれば、博士課程進学後に卓越RAに再委嘱されます。その後、プログラム科目を履修し、博士論文を提出して博士課程を修了し、FEに合格すれば、GSI-WINGSプログラム修了を認定されます。学振DCに採用されなくても、GSI-WINGSプログラムの履修=卓越RA委嘱となります。QEで認められなければ、プログラム継続はできません。

Q. 人文社会系研究科修士課程から総合文化研究科博士課程へ進学する場合、GSI-WINGSプログラムの継続履修および卓越RA委嘱は可能でしょうか?
A. はい、GSI-WINGSプログラムの継続履修および卓越RA委嘱は可能です。(募集要項4ページ目をご参照ください)

Q. 自分の単位修得の状況を確認することはできますか?
A. 学生個人の単位や成績に関する問い合わせは個人情報となるため、メールや電話でお答えすることができません。予めメールで用件と来学日時を連絡した上で、大学院チーム窓口で直接ご相談ください。

<卓越RA制度について(併給条件を含む)>

Q. 卓越RAの委嘱期間の延長は可能ですか?また、学振DCに採用された場合もプログラムの履修は必須でしょうか?
A. 卓越RAの委嘱期間は、東大から発行された委嘱状に記載されており、修士課程は2年間、博士課程は3年間で委嘱期間が終了します。どのような理由があっても延長されることはありません。成績不良や、GSI-WINGSプログラム辞退の場合は、その時点で委嘱解除されます。なお、GSI-WINGSではプログラム履修生に学振DCへの申請を義務付けているため、学振DCに採用された場合には、卓越RAには委嘱されませんが、プログラムを継続する義務があります。

Q. 卓越RAに委嘱されましたが、授業料免除は申請できますか?
A. 授業料の免除・延納・分納は申請できます。

Q. 日本学生支援機構の貸与奨学金を現在受給しているのですが、卓越RA奨励給付金を受給した場合は、日本学生支援機構奨学金の貸与を受けることができないのでしょうか?
A. 卓越RA制度への移行にともない、2020年4月からは日本学生支援機構奨学金(貸与型)との併給も可能です。

Q. 民間の奨学金を受給予定ですが、給付金の合計額によって卓越RA奨励給付金が減額される可能性はありますか。また、アルバイト(学内アルバイトを含む)との併給は可能ですか?
A. 民間の奨学金については、原則として併給可能ですが、合計金額の上限は月額28万円です。個別の受給条件によって異なりますので、詳細は大学院チームへお問い合わせください。
※2022年4月以降、この28万円の上限は撤廃されました。

Q. 短期留学のための奨学金(例えば、トビタテ留学プログラムやグローバルキャンパス推進本部を通じた奨学金など)との併給は可能ですか?また、東京大学全学交換留学において、グローバルキャンパス推進本部を通じた奨学金には申請可能でしょうか?
A.「GSI-WINGSと国の予算を原資とする奨学金の併給は認められない。」との東京大学の上位規定があり、トビタテ奨学金は国の制度ですので、併給はできません。また、全学交換留学のグローバルキャンパス推進本部を通じた奨学金の財源が日本学生支援機構である場合は、併給できません。

Q. 留学生のチューターとの併給は可能でしょうか?
A. 学内の留学生チューターとの併給は、原則として問題ありません。
なお、別予算等からの併給金額との合計金額が月額上限28万円を超えることはできません。

Q. 卓越RA奨励給付金の振込み予定日はいつ頃ですか?
A. 委嘱開始時期によって異なります。
通常は、委嘱開始の翌月以降、各月第3水曜日の振り込みを予定しています。しかし、初回の振り込みに限っては手続き等で遅れが見込まれ、第4水曜日になると予想されます。詳細は大学院チームへお問い合わせください。

<受給証明書等の入手について>

Q. 授業料免除申請等のための卓越RA奨励給付金の受給証明書を発行してもらえますか?
A. 証明書(採用期間・支給期間・金額を記載)を発行します。他の証明書と同様に、総合文化大学院チーム(5番窓口)に来て、交付願に記入のうえ提出してください。用紙は、総合文化大学院チームHP(左肩の「証明書発行」メニューから進む)にも載っています。

Q. 確定申告のための卓越RA奨励給付金受給に関わる書類はいつ頃、どこから発行されますか?
A. 卓越RA奨励給付金は、給与所得として課税され、所得税を源泉徴収のうえで支給することとなります。そのため、年末調整や確定申告を行う必要があります。毎年1月末から2月初旬に、経理チームから源泉徴収票が発行されます。大学院チームなどの担当部署から本人に渡すことになる予定です。

<留学・休学・在学期間延長について>

Q. 在学の身分のまま留学した場合に、その期間にGSI-WINGSの科目の単位を取得することは可能ですか?(これはGSI-WINGSの博士課程科目であるインターンシップや国際共同研究マネージメントなどの科目はキャンパス内での通常の講義を想定しておらず、学外機関での科目の実施、活動報告書による評価等も想定しているため。)
A. はい。可能です。

Q. 東京大学の全学交換留学を利用した場合、修了年度が一年遅れてしまいますが、問題ありませんか?
A. 1セメスター以上の留学による留年であれば、修了時期の延長は可能です。その場合でも、卓越RA制度の委嘱期間は修士課程が2年間、博士課程が3年間です。委嘱期間の延長はありません。修士課程在籍の場合、帰国後にQEを受けて合格すれば、GSI-WINGSプログラムを博士課程で続けることは可能です。

Q. 留学(在学の身分のまま留学し、21ヶ月を超えて在学した場合等)により、卓越RA奨励給付金の支給が無くなる期間に関して、他の国の予算を原資とした奨学金への申請は可能ですか?
A. はい、可能です。

Q. 休学中も卓越RA奨励給付金の受給は可能ですか?
A. 休学期間中は卓越RAの委嘱を解任し、奨励給付金も支給しません。休学を希望する場合は、GSI事務局へ予め連絡の上、手続きの詳細を大学院チームへお問い合わせください。

Q. 今年度中に修士論文を完成させることが困難なため、修士課程の在学期間を延長する予定です。来年度に修士論文を提出し、かつ博士課程に進学した場合は、卓越RAの委嘱の継続は可能でしょうか?
A. 在学期間を延長または休学した場合でも、博士課程進学時のQE(Qualifying Exam)の成績でプログラム継続が認めれられれば、博士課程で卓越RAの再委嘱が行われます。

<授業内容や提出課題について>

Q. Supervised Readingsの履修ガイダンスおよび課題レポートの内容について知ることはできますか?
A. 東京大学授業カタログ(シラバス)をご参照ください。また、課題レポートについては授業の際に担当教員に直接お尋ねください。

<SR課題図書について>

Q. Supervised Readingsの課題図書は、自己負担で購入しなければならないのでしょうか?
A. 駒場図書館にe-book(電子書籍)の蔵書があります。
駒場図書館ホームページ上のE-journal & E-book Portalで検索してください。大学図書館や公共図書館等を通じての入手が困難な場合には、GSI事務局までご相談ください。

<インターンシップについて>

Q. 海外の日本語学校、日本の学校等での講師経験もインターンシップに含まれますか?
A. 単に講義をする、というだけではインターンシップとして認められません。教材を作る、カリキュラムを考案するなど、運営に携わる場合には認められる可能性があります。指導教員、担当教員と相談の上で決定します。

Q. GSI-WINGSプログラム必修科目のインターンシップは、原則的に無給が条件でしょうか?
A. 東京大学GSI-WINGSの定める受給上限額を超えなければ、インターンシップで給与を得ることは可能です。学振DC採用者(卓越RAに委嘱されない)の場合は、GSI-WINGSの規定は適用されず、学振の規定のみが適用されます。

<QE(Qualifying Exam)について>

Q. 今年度修士課程を修了せず、修了時期を一年延長したいと考えています。その際、プログラム成果報告書等は提出するのでしょうか?また今年度のQE(Qualifying Exam)の実施はあるのでしょうか?
A. 修士課程の修了時にQEを実施しますので、プログラム成果報告書等は、修士論文提出後に提出してください。QEの構成要素である学振DCへの出願は、修士論文提出年度に行って下さい。

<WINGS説明会(4月)について>

Q. WINGS説明会の参加申込み方法を教えてください。また、当日参加できない場合は、後日、録画映像を視聴することはできますか?
A. 説明会の開催時期が近づきましたら、GSIホームページのイベント欄に詳細を掲載します。
後日の視聴を希望される方は、お申し込みの際にその旨をご連絡ください。

<その他>

Q. 投稿論文にGSI-WINGSの卓越RAの謝辞記載は必要でしょうか?
A. GSI-WINGSの規定では、謝辞記載は不要です。