イベント

Dec 04 2025 15:00-16:30

Brown Bag Series #55

Guillermo Cejudo “Poverty, Informality and Clientelistic Policies”

ラテンアメリカ研究センター(LAINAC)

Brown Bag Series #55 Guillermo Cejudo “Poverty, Informality and Clientelistic Policies”


第55回ブラウンバッグ・レクチャーシリーズ
Brown Bag Series #55

日時 2025年12月4日(木)15:00-16:30
場所 東京大学駒場Iキャンパス18号館4階コラボレーションルーム2
言語 日本語

講演者:一ノ瀬 霞(Kasumi ICHINOSE)
東京大学大学院 人文社会系研究科 倫理学研究室 博士課程

    https://researchmap.jp/kasumiichinose

タイトル:
思想的アイデンティティの模索としてのラテンアメリカ哲学

概要:
近代以降、西洋社会から哲学を受容してきた非西洋地域では、自らの国・地域において哲学するとはいかなることかを問う傾向が共通してみられる。なかでもラテンアメリカ地域では、「ラテンアメリカ哲学」と呼びうる思想の存在について活発に議論が行われてきた。普遍性を前提とする「哲学」のあり方と、「ラテンアメリカ」という地域性はどのように矛盾せず関わるのか。非西洋社会は西洋哲学を模倣するだけでなく、西洋哲学を活かしつつ、どのように自らの知的伝統を生かした「真正で独自な」哲学を創りあげることができるのか。こうしたラテンアメリカ哲学をめぐる議論は、自らの思想的アイデンティティを問う問題と結びつき、19世紀半ば以降長く議論されてきたのである。本発表では、議論の最盛期であった20世紀中期のラテンアメリカにおいて、中心的な役割を果たしてきた哲学者を取り上げ、その議論の内実を探りつつ、どのような形で哲学における「ラテンアメリカ性」を思考したのかを明らかにする。