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Jul 16 2019 10:00

2019年度TINDAS特別研究会「アジア時空間情報データベースの設計と利用について」

南アジア研究センター(TINDAS)

2019年度TINDAS特別研究会「アジア時空間情報データベースの設計と利用について」

【日時】2019年7月16日(火) 10:00-14:00
【場所】東京大学駒場キャンパス
【概要】TINDASでは、発足当初から大量の史資料の収集と提供に努めてきており、また、アジアの大部分をカヴァーする歴史地図データベースおよび地名情報検索システムの構築と公開を図ってきました。これらは、いずれも、TINDAS側が準備し、それを広く利用に供するという目的で行われてきましたが、今回企画する時空間情報データベースは、次の段階として、参加型(Wikipediaのような投稿型)の情報基盤の整備を目的とするものです。参加者(研究者等)が収集・作成してきたさまざまな情報をスライドとその内部に格納し、利用者は時間、空間、文などにより検索して必要な情報を獲得するというものになります。研究の各段階で作成・翻訳・図表化してきた各種情報を、それぞれ研究成果として公式化するという意味も含まれており、従来死蔵されてきた膨大な量の貴重な情報を生き返らせるということにつながります。  問題は、このようなシステムを利用者にとっていかに容易な形で提供し、いかに広く利用して貰うかという点です。今回の研究会では、この分野で先端的な仕事をされてきた情報分野の研究者をお招きし、システムの完成と共用化のための手立てを議論しました。
【進行】水島 司
【報告】Hsiung-Ming Liao (Academia Sinica) “Spatial-Temporal Information Database System”